すっごい久々に映画館行った。なかなかよかったす。
奇跡(是枝裕和)
主演のまえだまえだがすっごいいいかんじ~と思ったら、監督がオーディションで惚れ込んで、脚本を大幅に修正して兄弟がメインの話に書き換えたんだとか。納得。
脇の大人達もベテランで固められてて、見ていて安心できました。
……洋画だと細かい演技のこととか分からんので、そう見ててハラハラするとか無いんだけど、邦画はたまに見ていて話とは関係無いところでハラハラすることがあるので実はあまり好んでみなかったりすると言う……。
細かい日常の演出にリアリティがあって話に入り込めます。
題材も私の好きなものでした。前にこんな話書いてみたいってグダグダ言ってたまさにあんな内容。失われたものを取り戻そうとがんばるんだけれども……って言う話ですなあ。時間・距離的な隔たりと言うのはどうしても何かの影響をもたらすんですよ。絶対に元に戻ることはない。その代わりに新しく得るものもあると言う、それが成長するって事なんだなって言うような。
切なかったです。
ぶわっと号泣するほど涙が出ちゃうような話ではなかったんだけれど、こう、全般的に胸がきゅーんとするお話でした。ああ切ない。
不真面目な感想としてはオダギリジョーの駄目おやじっぷりがなんとも言えなかったです。
……相変わらず感想になっていない感想だ……。
映画に出掛けるまではグダグダと旅行の手配関係のことを。
先月末くらいに思い立って早見の夏休み的な感じで有休を取りました。公休3日と合体させて5日の休み。最初は安いからホーチミン……とか思ってたのに、やっぱりバンコク……ん?つーかこんなところもツアーあんの?アレ?コレちょっと前のクレアトラベラーに載ってた場所じゃん?え?こんなとこ5日くらいで行けんの?…………じゃあ行く!!
って感じで、唐突にミャンマー行くことにしました。ミャンマー。
狙ってたツアーが航空便欠航で無くなったり、時間効率の良い航空会社の分はお一人様ツアー扱ってなかったりして、結局航空券+現地手配(ホテル、航空便、ガイド・車もろもろ)ですよ。安いしホーチミン行くかとか言ってたときから比べると予算2倍くらいですよ。
私が言葉が不自由な上に、公共交通機関とか外国人にはハードル高い国なんで、もうガイドと車チャーターしちゃう感じですよ。そしてこんなコムスメがそんなセレブ旅行を出来てしまう国。
私は行きたいから行くんだけど。いろいろ複雑な国なんで、行くことでそこに何かが開けるという人、行くことで軍事政権にお金を落としたくないから絶対行かないという人、様々です。
でも私はただそこに見たいものがあるから行く。それだけです。
結果として何か思うことはあるかもしれないけれど。
でも面白いのは、「行くといい」って言うひとは「行ったことのある人」。「行かない方が良い」「行くべきでない」と言うのは「行ったことのない人」。なんかおかしいなって思いませんか?
行ったことのない人が、行かない方が良いって言ってもねえ。行って見てきた結果そう言うのならばなんだか納得が出来るのだけれど。
まあ、ともかく、私はゆくのです。
ビザの取得がギリギリ間に合うか間に合わないかでちょっとハラハラ。
みかん王国羽田間の航空券を抑える(結局JALのダイナミックパッケージでホテルを放棄することに)、旅行保険に入る、ツアー会社に希望の内容を伝える……などなど。
あと、行くまでか行き帰りにでも読もうと思って(イヤたぶん寝てるだけになるだろうが一応)、ミャンマー関係の本を数冊購入。
ビルマの竪琴/竹山道雄(お約束。実は未読。)
秘密のミャンマー/椎名誠(まあ紀行エッセイならばお約束。)
ミャンマーの柳生一族/高野秀行(すみませんタイトルで取り敢えずポチった。)
そんなこんな。
2年前にカンボジア行く前はちょっと真面目な歴史の本買って、開くと3秒で眠くなれるという失敗をしたので、今回は確実に読破できそうなラインで攻めてみました。
歩き方は大体目を通したんだけど、見るにつけ4日間じゃ足りない場所だなあと思います。今回はヤンゴンとバガンにしか行けないんだけれど、マンダレーは少なくともいつか行きたい。
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